近藤眼科でのアロマセラピー
アロマセラピーとは?
アロマセラピーは、植物を原料とした精油を使う自然療法の一つです。精油に含まれる芳香成分には、気分を良くさせたり、傷を早く治したりするなどの効果があります。これらの精油の持つ効果は、古くからヨーロッパで知られており、経験的に人々の間で利用してました。
近代になってベルギー・フランスを代表するように医療の現場においても、国家資格の持つ者が処方して治療に利用し、保険適応にもなっています(フランスは80年代の財政改革によって、現在は保険適応外になっています)。次第に科学的にも、鎮静効果や、末梢血管が拡張する芳香成分などが証明されてきました。
また、日本においても医療にアロマセラピーを導入しようと、医師をはじめとする国家資格を持った医療の関係者が会員となった、日本アロマセラピー学会が1987年発足されました。この団体はアロマセラピーを臨床の中に取り入れるため、科学的に証明しようとする学術団体として活動しています。
近藤眼科におけるアロマセラピーへのポリシー
アロマセラピーに効果があるとされていても、科学的に立証されているものはまだごく一部です。経験的によいとされているだけで医療の現場に即取り入れて良いものではありません。特に眼科の治療に関するアロマセラピーは発展途上です。当院では日本アロマセラピー学会の正会員として科学的な治療の実践を目標として、アロマセラピーの安全性に関する基礎的な研究を行っています。また手術時の緊張緩和、眼精疲労・テクノストレスに対する代替療法など臨床への応用めざして前向きに取り組んでいます。
近藤眼科におけるアロマセラピーの具体的な利用
患者様のリラクゼーションや空気浄化の目的で全館的に芳香浴を導入しています。芳香浴の方法は、精油の成分を変化させないよう超音波式の噴霧器を利用しています。また日帰り白内障手術に対しても芳香浴を取り入れています。
日帰り白内障手術時のアロマセラピー
患者様は日帰り白内障手術時で来院されてから帰院されるまで、アロマセラピーによる芳香浴を受けることができます。芳香浴は、患者様の気分や緊張の度合いを見て、例えば緊張が強いようならラベンダー、血圧が高いなら血管拡張効果のあるスイートオレンジなどと、精油を選んだり、精油の量を変化させたりしてブレンドレシピを変えています。手術中も酸素マスクからラベンダーの芳香浴が受けられるようにしてあります。
このようなアロマセラピーを用いたケアをすることで心地よい環境をつくり、前投薬(安定剤や降圧剤などの薬物投与)を減らす努力をしています。